インフルエンザ感染が急拡大 東京も流行注意報、今年の特徴は「重症化」 年末年始に体調崩したら…【Nスタ解説】
有明ファミリー薬局 薬剤師 小林和正さん 「(今月)26日までに薬が入荷されないと年内の入荷がないような状況になってしまいますので。年末年始も休まず営業するので、その方たち(患者)に対する薬を至急準備しなければいけないなという状況で動いている」 ■インフル患者数増加 警報や注意報も… 井上貴博キャスター: インフルエンザに加え、それ以外の感染症も流行っているため、感染症にアプローチする薬が不足しているということです。 12月9日~15日のインフルエンザの定点医療機関あたりの患者数は、前の週に比べ、▼警報レベルの大分は約3倍増加、▼注意報レベルの大阪は約2倍増加、▼注意報レベルの岩手は約2.5倍増加、▼東京も約2倍増加となっています。みなさんの周りでも流行っているのではないでしょうか。 ■今年のインフル特徴は「吐き気」 市販薬にも注意 今年の季節性インフルエンザの特徴は、高熱・頭痛・全身の倦怠感に加え、「吐き気」があげられるということです。 「市販薬を飲んで治そう…」と思う人も多いかもしれませんが、注意が必要です。 いとう王子神谷内科外科クリニックの伊藤博道院長は、「手当たり次第に解熱剤などを服用するのは危険。市販薬のなかには中枢神経系の障害が出る可能性もある」として、医療機関を受診してほしいとしています。 年末年始に体調を崩した場合、どうしたら良いのでしょうか。 【医療情報ネット(ナビイ)】 ●全国の医療機関・薬局を検索できるシステム ●対応可能な当番医や急患センターを検索可能 【子ども医療電話相談】 ●#8000 ●小児科医師や看護師が電話でアドバイス
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