「どうやってお金をもらうの?」…頂き女子たちが活用「マニュアル」増加の背景にある「質問箱」の中身
横浜市の男性から現金約1億1700万円を騙(だま)し取り、さらにそのノウハウをマニュアルとして販売していた「頂き女子りりちゃん」こと渡邊真衣被告(25)が連日メディアを賑(にぎ)わせている。 【衝撃写真】SNSで動画拡散…歌舞伎町トー横界隈で「オーバードーズ」が大流行 騙し取ったお金のほとんどをお気に入りのホストに流していたりりちゃん。歌舞伎町のホスト・田中裕志(源氏名・狼谷歩(かみやあゆむ)容疑者(26)と、所属店店長が組織犯罪処罰法違反の疑いで2度、逮捕された。彼らは、渡邊被告が男性から詐欺で騙し取ったと知りながら、計5360万円を飲食代として受け取っていたという。ホストクラブ事情通のアヤカ(仮名・24)が語る。 「噂に聞くりりちゃんの歴代の担当を見ていると、彼女の好みはバラバラですね。最初の担当が太客をガンガン捕まえる猛者で、そいつがりりちゃんにマニュアルを作るのを勧めたっぽい。 りりちゃんは’20年頃から数本のマニュアルを販売していて、その間に2回ほど担当替えをしてるのかな。なかにはりりちゃんの作ったマニュアルの誤字脱字をチェックしてあげていた担当もいるみたいです」 ホストが客の女性に風俗勤務を勧めることはよくある話だが、渡邊被告の場合は、それがマニュアル作成だったのだろう。実は今、歌舞伎町ではこうした情報商材ビジネスが流行っているのだ。マニュアル販売者らには「SNSで稼げていて、派手に遊んでいるような投稿を繰り返している」「自己流の″パパ活&頂き″テクニックを発信している」という共通点がある。……が、マニュアルのクオリティは人によってバラつきがあるという。 風俗嬢のミカ(仮名・19)はとある女子がSNS上で販売していたマニュアルを購入した。 「読んでみたら、なんか日本語が変だし、こんなん全員に通用しないだろ(笑)みたいな内容でガッカリしました。購入後のLINE個別相談にも課金したけど、全然返信がないし……。カネをドブに捨てましたね」