ゴリラに続け? 愛知・岡崎の動物園がイケメン猿決定イベント
今年、東山動植物園(愛知県名古屋市)のニシローランドゴリラ「シャバーニ」が“イケメンゴリラ”として話題に。一方、岡崎市東公園動物園(愛知県岡崎市)では来場者の投票によって、サル舎のニホンザルから“イケメン猿”を決めるというイベントを開催中だ。
あくまでも干支イベントの一環!?
岡崎市東公園動物園は、公園に併設する動物園で1983年に開園。人気のアジアゾウ「ふじ子」をはじめニホンジカや鳥類などを飼育し、入園料が無料ということも大きな魅力の一つになっている。 イベントの経緯を岡崎市東公園動物園の飼育員、鈴木政昭さんに聞いた。「毎年、干支にまつわるイベントを開催しており、今年もその一環です。うちの園はゴリラに負けないイケメンぞろいです。ぜひ見に来て投票を!」と、“イケメンゴリラ”を非常に意識している様子だ。 飼育している22頭のニホンザルから8頭がエントリー。投票は専用の投票用紙で行い、放鳥舎通路やアニマルモール内など園内3か所に猿の顔写真を掲出する。「写真とともに見分けるポイントも書いてあります。それでもわからなければ近くの飼育員まで」と鈴木さん。写真と実物をじっくり観察して、“イケメン猿”を見極めたい。
ボスザル不在のカンフル剤になるか?
結果は1月3日に開催される干支交代式で発表。晴れて“イケメン猿”に選ばれた猿には、記念品(食べ物)が贈呈されるらしい。 飼育員の鈴木さんによると「今年の10月に一番強いオスザルが亡くなりました。しかしナンバー2がそのままボスザルならず、群れが不安定に。現在は群れの中で1番の座を巡ってよくケンカが起きています」とのこと。 投票期間は27日まで。あなたの一票が“イケメン猿”と、新たなボスザルを決めることになるかもしれない!?