大接戦の山口2区 小選挙区当選・岸信千世さんと比例復活当選・平岡秀夫さんの2人は一夜明けて
KRY山口放送
衆議院総選挙の小選挙区と比例代表でそれぞれ当選を果たした山口2区の両者は、大接戦から一夜明け、感謝や意気込みを語りました。 小選挙区で勝利した岸信千世さんは、午前9時に岩国市内の事務所に入りました。 自身の当選を伝える新聞に目を通し、報道機関の取材に応じました。 (岸信千世氏)「一騎打ちの選挙区でしっかりと小選挙区の議席が確保できたというのは、どんな票差であっても皆様からいただいたご支援に尽きる、感謝の言葉しかない。」 与党の過半数割れは「大変厳しい」と受け止め、政治とカネの問題について「改革をしていかないといけない」と話しました。 岸さんに惜しくも敗れたものの比例で復活当選し、12年ぶりの国政復帰を決めた平岡秀夫さん。 午前7時半からJR岩国駅前に立ち、通勤客らにあいさつした後、街頭演説も行いました。 (平岡秀夫氏)「私も現職の衆議院議員となる以上は、引き続き(裏金)問題についてはしっかりとした事実関係の調査、そして処分や再発防止策を講じていく。」 去年の補欠選挙と比べ、光市や柳井市、熊毛郡などで得票率が伸びたことについて平岡さんは、「上関町の中間貯蔵施設計画に明確に反対したことが大きかったのでは」と分析していました。