大の里が新潟・糸魚川に昇進報告 新大関、中高過ごした第二の故郷
大相撲の新大関大の里が27日、中学と高校の6年間を過ごした新潟県糸魚川市を訪れ、米田徹市長に昇進が決まったことなどを報告した。「この地があるから僕がある。土台をつくってくれた場所。卒業してからも、こうして帰って来られるのは本当にいいこと」と喜んだ。 24歳の大器は昭和以降最速の初土俵から所要9場所で大関に駆け上がり、早くも横綱の期待が高まる。第二の故郷の歓迎に表情は明るく「今は相撲のことを考えたくない。魚や米を食べて満喫したい」と語った。 石川県出身の大の里は中学から親元を離れ、能生中と海洋高で鍛錬を重ねた。米田市長は「横綱になって優勝を続け、歴史に残る力士になってほしい」と願った。