マドンナ、93歳を迎えた父親をインスタでお祝い。懐かしの家族写真も投稿！
歌手マドンナ（65）が、父シルヴィオ・チッコーネの93歳の誕生日を祝い、写真とメッセージをInstagramに投稿した。 【画像】マドンナ、93歳を迎えた父親とのツーショット シルヴィオの若かりし頃から、マドンナがシルヴィオをハグしているツーショットまで、長年にわたる家族写真が複数枚掲載されている。マドンナの亡き母、マドンナ・ルイーズ・チッコーネの姿もある。
「車輪が落ちるまで突っ走る」
マドンナは投稿文に、次のように書いた。 「伝説のパパ、シルヴィオ、93歳の誕生日おめでとう！ユーモアと健全な考えを持って、人生のジェットコースターに乗り続けていることを祝いたい。『可能な限り、車輪が落ちるまで突っ走る』というあなたのマントラを、私に教えてくれてありがとう。私たちは何にも止められない！ とてもとても、愛しています」 ファンからは祝福のコメントが寄せられている。 「どの写真も、お父さんにそっくり。特に最後の写真……前歯の隙間まで一緒なんだね」 「コンピュータを開発した人もいるし、金メダルを取った人もいるし、解毒剤を発明した人もいる。この紳士は、マドンナを世に生み出してくれた！」
マドンナの家族史
シルヴィオは1931年6月2日、米ペンシルベニア州生まれ。米ピープル誌によると、イタリアから移住した家族の元に生まれたイタリア系アメリカ人一世だという。製鉄所で働いたのち、シルヴィオは米空軍に入隊した。そこでいちばん親しくなったのが、のちに結婚するルイーズの兄だった。彼を通じて、シルヴィオはルイーズと知り合う。 除隊後、シルヴィオはミシガン州でエンジニアとして働き始める。ルイーズと結婚し、1958年8月16日、マドンナが生まれた。夫婦はマドンナのほかに5人の子どもをもうけた。 ルイーズは1963年、マドンナが5歳の時に乳がんのため30歳で亡くなる。3年後、シルヴィオは家政婦のジョーンと再婚し、マドンナの弟妹となる2人の子どもを迎えた。
亡き母への思い「死んでしまうと、誰も教えてくれなかった」
マドンナは今年の母の日に合わせ、亡くなった母への思い、そして自分が母であることについてInstagramにつづった。 「81公演のステージで（スクリーンに投影した）母の美しい顔を見上げながら、病院の窓から私に手を振って別れを告げた時、母は何を思っていたのだろうと考えた。（中略）誰も、母が死んでしまうとは教えてくれなかった。私は理由もわからずに、母が弱っていくのを見ていた。そして母は消えた。眠りについたということ以外、何の説明もなかった」 「今夜、私の子どもたちは全員、ひとつ屋根の下で眠る。これがどんなに貴重で安心できることか。子どもたちはあっという間に成長し、それぞれの方向へ旅立っていく。もちろん、子どもを手放すのは辛いけどね」
文：Takahashi Rikako
