タランティーノ作品常連俳優、マイケル・マドセンが家庭内暴力容疑で逮捕
クエンティン・タランティーノ監督作品の常連俳優マイケル・マドセンが、家庭内暴力の容疑で逮捕されたと、米ハリウッド・レポーターが報じている。 ロサンゼルス郡保安局の発表によると、マドセンは2024年8月18日午前1時15分頃、カリフォルニア州マリブの自宅で逮捕された。警察は「家族間のトラブル」の通報を受けて現場に駆けつけたという。 「通報者によると、成人女性が夫に押されて家の外に閉め出されたと訴えた」と警察は声明で述べている。初期捜査の結果、マドセンが妻との家庭内トラブルに関与していたと判断し、逮捕に至った。 マドセンは2万ドルの保釈金を支払い、その後釈放された。今後の裁判日程については明らかにされていない。家庭内暴力の軽犯罪で有罪となった場合、禁固刑や接近禁止命令などが科される可能性がある。 マドセンは1991年公開の「テルマ&ルイーズ」でスーザン・サランドンの恋人役を演じて注目を集めた。その後、1992年の「レザボア・ドッグス」で怪しげな犯人役を演じ、強烈な印象を残した。以来、タランティーノ作品の常連俳優となり、「キル・ビル」「ヘイトフル・エイト」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」など数々の話題作に出演している。 200本以上の映画出演歴を持ち、そのタフガイ的なイメージが定着している。米ハリウッド・レポーターはマドセンの代理人にコメントを求めたが、現時点で回答は得られていないという。