<高校野球>筑陽学園、明豊、大分がまず決定 4校目は興南との比較で日章学園に センバツ
◇九州の選考経過<枠4、候補15> 筑陽学園、明豊、大分がまず選出された。九州大会初優勝の筑陽学園は接戦に強く、右腕・西舘が27回を投げて防御率1.00と安定していた。準優勝の明豊は全4試合で2桁安打の打撃が光った。右腕・長尾が大黒柱の大分は筑陽学園との準決勝で延長十二回の接戦を演じた。4校目は8強の興南との比較で、同大会4強の日章学園に決まった。不安定な投手陣を支えた勝負強い打撃と守備の安定感、準決勝でコールド負け寸前から4点を返した粘り強さなどが評価された。興南は左腕・宮城が同大会で21回を投げて防御率0.86、27奪三振と迫力ある投球を見せ、準々決勝で筑陽学園に延長十三回と競り合ったが、打撃陣の勝負弱さなどが指摘された。 【おめでとう 出場32校の一覧はこちら】