宿敵下しFA杯優勝…マン・U、指揮官テン・ハーグが思いを吐露。解任報道について言及も「私が入った時はめちゃくちゃだった」
FAカップ決勝は25日に開催され、マンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドが対戦。試合はユナイテッドが2-1で勝利した。 【動画】10代ガルナチョ&メイヌーが優勝導く2発! 2年連続で同じ顔合わせとなったマンチェスター・ダービーでのファイナル。前回大会では2-1で勝利したシティが、4季ぶり7度目の優勝を成し遂げていた。 アレハンドロ・ガルナチョとコビー・メイヌーという下部組織出身の19歳の2得点により、2015-16シーズン以来13度目の優勝を飾ったユナイテッド。指揮官のエリック・テン・ハーグ監督が試合後に『BBC』の番組に出演。解説陣とのインタビューに応じ、質問に答えている。 「負傷者が続出し、多くの挫折を味わった1年だった。 生き残らなければならないたびに、チームは回復力を見せてくれた」と歓喜した後、ギャリー・リネカー氏から今シーズンはメディアの一部から手厳しい扱いを受けたかと問われ「私もそう思っている。 チームも、私も、正しくなかった」と回答。 そしてアラン・シアラー氏は決勝でのパフォーマンスが今シーズンのユナイテッドに見られたものよりも良かったことを考えると、批判の一部は公平なものだったのかと疑問を呈すと、監督も思いを吐露した。 「選手が足りなかった。その通りだと思うよ。常にいいサッカーができたわけではない。しかし、我々は常に妥協しなければならなかった。それではやりたいサッカーができないんだ。私はここに2年いるが、3、4回だけフルメンバーが出場していたかもしれない。 今日も、マグワイアやショー、カゼミーロのような何人かの大選手が出場していない」 試合前には、大会の結果問わず解任されるのではという報道も。同件についての質問には「(最後の試合かどうかは)わからない」としつつ、次のように話している。 「私がしているのは、チームを準備し、チームを進歩させ、チームと個々の選手を成長させることだけだ。これは私にとってプロジェクトだ。私が入ってきたときは、めちゃくちゃだったと言える。 今は良くなったが、望んでいるところとは程遠い」