大阪・日本橋舞台のメイド喫茶経営ADV『電気街の喫茶店』プレイレポ―自然に組み込まれた日常とイベントのバランスが秀逸!魅力満点のヒロイン達との生活がゆったり楽しめる
しかし、今の「ふわふわ」はシロしか従業員がいない状況。店をオープンするには最低でも2人必要ということで、シロと街でスカウトを行うことになります。メイド探しの中で、不思議な少女を見かけたり、ちょっと嬉しいハプニングなども起き、出会ったもう一人の少女・ミユがシロとの奇妙な縁もあり、メイドとして働くことになります。
こうして無事に開店までこぎつけた「ふわふわ」ですが、経営や従業員数など、店の状態は決して良いとは言えず前途多難。ここから、主人公とメイドの少女たちの新しい生活がスタートしていくのです。
メイド能力を鍛えてお店を再建!
ゲームの進行は、基本的に午前から夕方までメイド喫茶の経営パートになり、夜は自由時間として街を探索できる形式です。経営パートでは、まず最初に「ホール担当」「キッチン担当」を決定します。開店後は来店したお客さんに「注文」「サーブ」「会計」の3つの工程を行うことでお金を得られます。
営業中は主人公もホール担当として動くことが可能で、3つの作業を手伝えます。しかし、不満を持ったお客さんがいる場合は□メイドだけが謝罪できる□というルールがあるので、もし怒ったお客さんがいたら、自分は他の作業を優先してメイドの動く時間を与えることも重要です。
最初はシロとミユだけだったメイドも、ゲーム進行で「ファフナ」と「ほのか」という2人のヒロインが加わります。従業員が増えるということは、対応できる客の数が増えるということ。本作では経営パート中の時間切れで強制的に閉店になるので、対応数が増えることで資金増加に繋がります。
喫茶店の売上が貯まれば店のグレードアップができるように。修理に出しているテーブルも増え、経営はどんどん忙しくなっていきます。また、ゲーム中には時折「主人公がコーヒーを淹れる」イベントが発生します。この成否で好感度やサブイベント進行にも関わっていきます。
喫茶閉店後は、売上の一部を主人公の給料として受け取れます。このお金で食事をしたり、買い物をしたり、従業員のメイド能力を鍛える本や、イベント用のレシピ本を買ったりと、好きなことができます。なお、主人公には疲労の項目があるので、なるべく日付が変わるまでに帰ることも大切です。
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