注目の新馬開幕戦!「ダノンvsショウナン」キズナ産駒対決を制するのは?/POG情報
昨年は東京の開幕週だけでボンドガールやチェルヴィニア、シュトラウスといった馬たちがその後の重賞路線でも活躍したが、今年の開幕週に関して言えば全体的にやや小粒な印象がある。 もっとも関西はというと、“POGマル秘週報”で「ノーザンファームで今年の牝馬ナンバーワン」と取り上げられていた京都5Rショウナンザナドゥの強さは早い段階から関東にまで伝わっていた。同じく京都5R出走で、先週の東スポ競馬Webでは“川田とのコンビで一番星を狙う”と報じたダノンフェアレディのどちらに軍配が上がるか注目したい。この2頭はいずれもキズナ産駒。将来性も含めると先々まで楽しめそうだ。 一方、傑出馬不在の様相とはいえ、東京5Rもやはりカギになるのは“ノーザンファーム”でルメール騎乗のウィンターベルと、横山武騎乗のデバッグ。調教時に使用するゼッケン番号は前者が29で後者が35。いずれも早期入厩からゲート試験合格と世代最速レベルで出走態勢を整えたえりすぐりだ。 ノーザンファーム天栄・木実谷氏のコラムでも同じレースに出走する2頭を“あえて”ピックアップ。両馬ともに「楽しみにしています」と木実谷氏が期待を寄せていてどちらも水準以上のレベルにあるのは間違いない。(日本一のPOG男)
立川 敬太