「誰だコイツ…」全部知ってたら相当なマニア!? ショアジギで釣れる定番17魚種を紹介!
アジ/ショアジギなら巨大アジが釣れてくる
アジのルアー釣りといえばジグヘッドを用いる「アジング」が代表的だが、小さめのメタルジグを用いてショアジギングで狙っていくのも面白い。プランクトンを飽食し、小魚などのより大きなエサをメインベイトとするような巨大アジを狙い撃ちできるのだ。
タチウオ/大物は「ドラゴン」 こちらも歯に注意!
テンヤ仕掛けなど、エサ釣りでよく狙われるタチウオもショアジギングで掛かってくる魚のひとつ。釣り船やボートでの「タチウオジギング」も非常に盛んだ。基本的には夜行性の魚なのでどうしても釣りたいならナイトゲームに振り切ったり、朝夕のマヅメ時を意識する必要がある。 大まかなサイズを表す呼び方として、体高を「指3.5本」「指5本」というように指で測って表現するのもユニークだ。その鋭い歯や発達した背ビレから大物は「ドラゴン」と呼ばれている。目指せ、ドラゴンハンター!
シーバス(スズキ)/メタルジグでも釣れる!
ミノーやシンキングペンシル、バイブレーションといった専門性の高いルアーが整備されている以上、シーバスゲームでメタルジグを用いる場面は限定的だが、その場に魚さえいればショアジギングでシーバスが釣れることも多い。潮通しの良い外洋に面した場所のシーバスは味もよく、持ち帰って帰って食べる人も少なくない。
ヒラメ/サーフ(砂地)の釣り人の憧れ
サーフの魚の花形こそ「ヒラメ」だろう。食べて美味しい魚の代表とも言える。カレイとの違いは目のついている方向(左ヒラメの右カレイ)がまず挙げられるが、捕食するエサも違う。カレイの多くはイソメやゴカイなどの多毛類を食べる一方、ヒラメは主に魚を捕食して暮らしている。だからこそメタルジグで釣れるのだ。 ヒラメ専門のメタルジグがあることを考えると、ヒラメ釣りはある意味ではショアジギングの一種とも言える。ミノーやジグヘッド+ワームで狙うほか、遠投して広いエリアを探りたいときなどによくメタルジグが使われる。
マゴチ/近年大繁殖中!? 話題の「コチング」で注目
ヒラメが「ヨコ」に潰れた魚だとすれば、コチは「タテ」に潰した魚。同じく砂泥帯に住む底生魚で、エサとなる小魚を待ち受けて砂に潜んでいる。したがって狙って釣るためにはボトム周辺を攻めることになる。これはヒラメも同様。 最近では「コチング」と呼んで専門でルアーで狙う釣り人も増えている。最盛期の夏場には海底の砂地をびっしり埋め尽くすほどいる…という噂。