「どの工場で作られたのか調査中」 布マスクの不具合問題に菅官房長官
菅義偉(よしひで)官房長官は24日、定例会見で、一部製品で不具合があったとされる妊婦向けマスクについて「3月時点でメーカーでの検査を得て納品されたものについて、自治体においてさらに確認したうえで配布する体制であった。自治体の検査で発見されたのではないか」と述べた。 また、布製マスクの配布でなぜ混乱が生じたのか、との質問に対しては、「不具合が生じたことについては、いずれの社の製品であるか、どこの工場で作られたのか厚生労働省が詳細に調査中だ。今回の不具合を踏まえて厚労省がメーカーに対して生産体制の見直し、および検品体制の確認を求めており、メーカーからも検品を徹底するとの発表があった」と説明したうえで、「いずれにせよ、マスクの品質に注意を払った上で国民のみなさんに安心して生活を送っていただけるよう配布していきたい」と話した。