センバツ甲子園 「初戦までしっかり準備」 開会式、大島は映像で行進 ／鹿児島
第９４回選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高校野球連盟主催）が１９日、阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で開幕した。１８日開幕予定だったが雨天順延され、開会式と１回戦３試合があった。 新型コロナウイルスの感染対策で、開会式は第１日に試合がある６チームが参加。大島など他の出場校は行進の映像がバックスクリーンの大型モニターに映し出された。大島は９日に関西入り。現地の高校との練習試合を経て、現在は調整に入っている。 開会式を前に大島の武田涼雅主将（３年）は「やっと始まるんだな。長かった。すごい楽しみです」と声を弾ませた。２０１４年に大島が２１世紀枠でセンバツ初出場した際にスタンドで応援した大野稼頭央投手（同）は、甲子園の舞台に立つことを「光栄に思う。いつも通り自分たちらしい野球をしたい」。塗木哲哉監督は「自分たちの開会式は初戦の日だと思っている。直前までしっかり準備をしたい」と話した。 大島は大会第５日第２試合で、明秀日立（茨城）と対戦する。【白川徹】
