マン振りしてもボールが曲がらなくなる4つのドリル! 下半身の使い方をマスターして、さらにヘッドを走らせよう【マン振りレッスン②】
ココ一番で飛ばしたいとき、ほとんどの人が力いっぱい振る“マン振り”をするだろう。しかし、ドスライスやチーピンなどのミスになるのがほとんどではないだろうか。2024年2月27日・3月5日号の「週刊ゴルフダイジェスト」では、全力で振ってもミスしない“曲がらないマン振り”を、メジャーチャンプを育てた青木翔コーチに教えてもらっている。みんゴルでは2回に分けて紹介していこう。今回は後編だ。
マン振りドリル① 大股ステップ打ちで踏み込みの仕方を覚える
GD 正しいマン振りをするための足裏の荷重ポイントを意識する練習方法などありますか。 青木 足裏の荷重ポイントを一番意識しやすいのは、大股ステップ打ちですね。 GD やり方を教えてください。 青木 まず少し大股気味のスタンスを作ります。次に左足を右足へ寄せてそこからテークバックをします。ここが第一ポイントです。トップへ行く途中で、左足を元の位置へ戻します。このとき感覚的には、左足と手元が引っ張り合う感じになればOKです。この感覚がつかめると、マン振りしたときダウンスウィングで手元が体に近づかないように振れるようになります。 そしてトップからの切り返しで、左ひざが曲がるくらい左足つま先に極端に体重を乗せてみましょう。この動きが大きければ大きいほど、次の左足かかとを踏む強さにつながるからです。 最後は左足かかとを強く踏み込みます。もう体が起き上がってしまうのではないかと思うくらい踏んでください。これが、いわゆる地面反力を使う動きになります。あとは、成り行きに任せてバランスよくフィニッシュを取れればOKです。 GD ボールを打ってもいいのですか。 青木 まずはボールの行方は気にせず、極端な動きで下半身の使い方や足裏の荷重ポイントをつかんでください。この動きが素早くできると、いままで経験したことのない速さで振れるようになります
マン振りドリル② インパクトから右手を離してヘッドを加速させる
インパクト以降、右手を離して左手1本で振ることで、ヘッドの遠心力を切らさずフィニッシュまで振り切る感覚を養う。 ヘッドに左腕が引っ張られる感覚が出てくればOKだ。
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