「みんなを大切にしないと」京都の小学生たち 優しさ育むアネモネの球根
花を育てて優しさと思いやりを育む本年度の「人権の花運動」が、京都府向日市寺戸町の第6向陽小であった。児童たちが人権擁護委員の講演を聞き、球根を植えて自他ともに大切にする姿勢を学んだ。 京都・山城人権啓発活動地域ネットワーク協議会の主催。小学校や幼稚園、保育園で植え付け式がある。 第6向陽小では4年生44人に向けて、人権擁護委員が絵本を読み、「みんなが幸せに生きる権利が人権。一人で悩まないで相談して」と語りかけた。その後、児童たちはアネモネの球根をプランターに植えた。 参加した児童(10)は「人権とは何かを学んで、みんなを大切にしないといけないと思った」と話した。