“自分の眠り”って〇なの、✕なの? 「寝ても寝ても眠い」アンバサダーが プロに聞く睡眠解析サービスを初体験
新しい環境や人間関係が始まるという人も多い春。「疲れが取れない」「眠りが浅い」といった睡眠の悩みが気になる季節ですね。 【画像】「眠りの相談所」ってどんなとこ? 写真でもっと詳しく見る。 そこで、今回は普段から「寝ても寝ても眠い」という悩みを持つ、私、CREAアンバサダーの茂木雅世が睡眠解析サービスを初体験! 老舗寝具専門店「日本橋西川」の「ねむりの相談所」へ行ってきました。
クリップサイズの測定器で毎日の活動と睡眠を測定
寝具メーカーの「nishikawa」が展開する「ねむりの相談所」は日本全国に100店舗(! )あり、「眠りが浅い」、「疲れが取れない」といった日ごろ抱えている睡眠についての悩みを相談できるのはもちろん、来店前に事前に自分の睡眠環境や寝室環境を測定してそのデータを基に“眠り”を分析、改善のための相談ができる有料のサービスを受けることができます。 そこで私も普段の生活をデータ化するために、2つの計測器をレンタル。1つは大きめのクリップのような形をした活動量計。これを24時間身に付けて生活することで、日々の活動量や睡眠中の動きを記録してくれます。もう1つは掌にすっぽり収まる大きさの寝室環境を計る計測器。枕元に置いておけば、湿度や明るさ、音など寝室の環境を計測してくれます。 スイッチをオンにする作業もなく、重さもないので、わずらわしさを感じることもなく1週間程で計測が完了。計測器を持って、ねむりの相談所を訪れました。
普段は気が付かない就寝中の状況もまるわかり
計測したデータは、眠りのプロ「スリープマスター」がその場で解析。就寝時間や生活リズムに関するヒアリングの内容をもとに、悩みの解決策を探ってくれます。 日ごとにデータを追っていくと、いつ眠りに入ったか、就寝中に眠りが浅くなっている時間、寝返りの回数まで全てが記録されていることに、とても驚きました。 こうして日常生活の動きと就寝中の様子が可視化されることで、ルーティン化しているクセや快眠を妨げている原因などがわかるのだそう。 「データを見ると、寝室の温度や湿度などは安定していて、寝室環境に関してはとても良いレベル。睡眠パターンも、前半がぐっすり眠っていて、朝にかけてだんだん覚醒に近づく理想的な形です。 気になる点は2つ。お布団に入ってから眠りに入るまでかなり時間がかかっている日があることと、寝返りの回数が極端に少ないところです」 そうお話してくれたのは、担当してくださったスリープマスターの森 優奈さん。 布団に入ってから眠りに入るまでの理想的な時間は10分かからないくらいなのだそうですが、記録されたデータを見ると、スマホを見てしまっていることで、1時間以上かかってしまっている日が多くありました。