花澤香菜×上田燿司×日向未南、『メイクアガール』出演へ 公開日は2025年1月31日に決定
安田現象による初の長編アニメーション『メイクアガール』の公開日が2025年1月31日に決定。あわせて追加キャストが発表され、特報映像と第2弾ビジュアルが公開された。 【写真】PVの場面カット(複数あり) 花澤香菜は「とにかく0号ちゃんが可愛い」 本作は、SNS総フォロワー数600万超えを誇るクリエイター・安田現象による初の長編アニメーションプロジェクト第1弾。これまで個人制作の3DショートアニメやMV、企業のプロモーションアニメなどで、日本国内のみならず海外からも高い評価を得てきた安田が手掛ける本作は、全編フル3DCGの完全オリジナル作品。制作にあたって実施されたクラウドファンディングでは、目標を遥かに上回る230%超えを達成した。 舞台となるのは、現在より少しだけ先の未来。人々の生活をサポートするロボット・ソルトを開発、製品化することに成功した天才的な頭脳を持つ科学少年・水溜明は、新たな発明がことごとく失敗し、行き詰まりを感じていた。そんなとき友人からカノジョを作れば「パワーアップ」できるという話を聞いて、文字通り人造人間のカノジョ“0号”を科学的に作り出してしまう。プログラムされた感情と、成長していく気持ちの狭間で揺れ動く0号。人と心を通わせることに不慣れな明との間に芽生えるのは“恋”なのか、それとも……。 物語を紡ぐメインキャラクターとして、0号役に『SPY×FAMILY』アーニャ役や『葬送のフリーレン』フリーレン役で知られる種﨑敦美、水溜明役に『僕の心のヤバイやつ』市川京太郎役の堀江瞬が決定している。 発表された追加キャストは3名。主人公・明の父・高峰庄一が教授を務める大学の博士課程院生・海中絵里役を『鬼滅の刃』甘露寺蜜璃役、『五等分の花嫁』中野一花役で知られる花澤香菜、高峰庄一役を『葬送のフリーレン』アイゼン役の上田燿司、さらに幼少期の水溜明役を『王様ランキング』ボッジ役の日向未南がそれぞれ演じる。 公開された特報映像は、クラスメイトの大林邦人が「お前も彼女作ってみろよ。世界が変わるぜ?」と主人公の天才発明家・水溜明に話し、その言葉を受けた明が、文字通り人造人間のカノジョ“0 号”を科学的に作り出してしまうきっかけとなるシーンから始まる。明と0号は一見順調に恋を育んでいくかのように見えたが、後半にその雰囲気は一変。「何かおかしい!」「ダメだ0号!」といった叫び声や喚き声、そして「普通の人みたいに隣に並ぶだけで良かったのにな……」という意味深な0号のセリフなどが映し出されている。 あわせて公開された第2弾ティザービジュアルには、同じ部屋にいながら一枚のガラスを隔てて手を合わせる明と0号の姿が写され、「“彼女”は作られた“カノジョ”――」というコピーが添えられている。 花澤、上田、日向からはコメントも到着した。 ■コメント ・花澤香菜(海中絵里役) 元々安田現象さんの作品をSNSで拝見していて、どんな作品になるのかオーディションの時から気になっていたので、ご縁をいただけてとても嬉しかったです。 私が声を担当する絵里は、ロボットの研究者で、面倒見の良い、明のお姉さん的存在です。 しっかり物語に絡んできますので、活躍をお楽しみに! そしてとにかく0号ちゃんが可愛いので、ぜひスクリーンで堪能していただきたいです!! ・上田燿司(高峰庄一役) 新進気鋭のアニメ作家、安田現象さんの初監督長編の本作。 最近新しいクリエイターさんが、大きな挑戦をする作品に参加する機会が続いていて、その現場にいられる事がとても嬉しく、私も刺激をいただきながら、出来る限り良い表現をと取り組ませていただきました。 血の通った、人間の複雑さを表現出来るキャスト陣との掛け合いでした。作品をより身近に、深く感じていただけると幸いです。お楽しみに。 ・日向未南(幼少期の水溜明役) 水溜明の幼少期を担当させていただきました、日向未南です。 オーディションの話をいただけた時からどうにか自分も関わりたいと思っていたので、役が決まった時はとてもうれしかったです。選んでいただけたからには、明が幼少期に抱えていたものを精一杯表現しなければとプレッシャーも感じていました。 アフレコの際は他のキャストの方々と一緒に演じさせていただきました。 声がつくとより一層キャラクターの心情が鮮明になっていくのがわかり、それを肌で感じられたのが幸せでした。 そして、アフレコの段階から映像がもう本当ものすごくて…… ぜひ映画館では五感を全て使って楽しんでいただきたいです。
リアルサウンド編集部