関学大、９回に４得点の逆転劇で65年ぶり連覇 新リーグ発足後は初めて
＜関西学生野球秋季リーグ：関学大8－6京大＞◇20日◇第7節1回戦◇わかさスタジアム京都 【写真】歓喜の輪を作る、関学大ナイン 関学大が9回の逆転劇で京大に連勝し、2季連続17回目の優勝を果たした。関学大の春秋連覇は65年ぶりで、1982年（昭57）の新リーグ発足後は初めて。 先発の坂本安司（あんじ）投手（3年＝大崎）は、初回に1安打6四死球を崩れて一挙5点を失い、わずか2死で降板。2死満塁で大林優平投手（4年＝智弁和歌山）が2番手で登板し、4回1／3を無失点の好投で打線の反撃を粘り強く待った。 打線は2回に1点、5回に1点、6回に2点を返し、4－5に詰め寄った。 6回に犠飛で2点差とされて迎えた9回。先頭打者は、ドラフト1位候補の関大・金丸夢斗投手（4年＝神港橘）からも今秋、四球をもぎとっていた青木幹太内野手（4年＝出雲）で、フルカウントから四球で出塁。無死一、二塁となって主将・小川将信内野手（4年＝筑陽学園）の内野安打に敵失が絡んで1点を返し、さらに1死満塁で代打・山畑陸内野手（4年＝健大高崎）が初球を打って右中間を割る適時三塁打で走者を一掃し、この回一挙4得点で逆転した。
