肥薩おれんじ鉄道 運転士不足で減便『出水駅~米ノ津駅』『西出水駅~八代駅』の計5本 「運転士の健康維持や安全運行等を鑑みて」【熊本・鹿児島】
熊本県八代市と鹿児島県薩摩川内市を結ぶ肥薩おれんじ鉄道が、運転士不足を理由に今年(2025年)2月から減便することを発表しました。 【写真を見る】肥薩おれんじ鉄道 運転士不足で減便『出水駅~米ノ津駅』『西出水駅~八代駅』の計5本 「運転士の健康維持や安全運行等を鑑みて」【熊本・鹿児島】 2月1日から減便するのは、平日の全53本のうち下り列車3本・上り列車2本と、土日祝日の全50本のうち下り列車1本・上り列車1本です。 ■【減便する列車・時間帯】 【出水駅~米ノ津駅】減便3本 ・下り:出水駅発(5:07)→川内駅着(6:11) ・上り:隈之城駅発(6:23)→米ノ津駅着(7:35) ・下り:米ノ津駅発(7:43)→野田郷駅着(8:01) 【西出水駅~八代駅】減便2本 ・上り:出水駅発(5:11)→八代駅着(6:32) ・下り:八代駅発(6:42)→西出水駅着(8:09) 肥薩おれんじ鉄道によりますと、現状のダイヤを維持するためには35人の運転士が必要ですが、現在は31人しかおらず、さらに今年3月末までに3人が退職する予定だということです。 今回の減便に伴う代行バスの運行は予定されていません。 肥薩おれんじ鉄道は運転士確保を目指し、引き続き採用活動に力を入れていきたいとしています。 ■【減便の理由について】(肥薩おれんじ鉄道HPより引用) 他社と同様に、当社においても人員不足が深刻となる中、運転士の休日出勤などにより、地域の足を守るため現在の運行ダイヤを維持して参りました。 その一方、人員確保のため採用活動を継続的に行っていますが、この度、運転士の退職が重なり、運転士の確保が困難な状況となりました。 運転士の健康維持や安全運行等を鑑み、現状の運行ダイヤの維持が困難と判断し、乗降調査等の結果に基づき、お客さまへの影響の少ない列車を運休することと致しました。
熊本放送