AKB48、初のカバーアルバム12・25発売へ リード曲、小泉今日子の「なんてったってアイドル」が11・20先行配信
AKB48は12月25日にグループ史上初となるカバーアルバムをリリースすると発表した。〝アイドル タイムマシン〟をコンセプトに、昭和・平成・令和の各時代を彩ったアイドルソングをカバーする。リード曲は小泉今日子の1985年リリースの「なんてったってアイドル」。アルバム発売に先駆け、11月20日午前0時にリード曲「なんてったってアイドル」の先行配信される。 ■初回限定版ジャケット【写真】 AKB48の総合プロデューサー秋元康氏が39年前に作詞し、今もなお愛され続けている同曲を、来月20周年イヤーを迎えるAKB48がカバーした。リード曲でセンターを務める13期生・村山彩希は「この曲の楽しそうな歌声とライブ感を意識して歌わせていただきました!」とコメント。原曲のライブ感やはつらつとしたパワーはそのままに、村山の艶やかな歌声やグループ感を楽しめるカバー曲となっている。 アルバムのタイトルは、リード曲「なんてったってアイドル」にちなんで「なんてったってAKB48」に決定した。収録曲は全14曲。昭和のアイドルソングからは、リード曲「なんてったってアイドル」のほか、キャンディーズの「年下の男の子」・松田聖子の「チェリーブラッサム」、中森明菜の「DESIRE -情熱-」など7曲を収録。小栗有以が「チェリーブラッサム」を、村山彩希が「DESIRE -情熱-」をソロでカバーする。 平成のアイドルソングからは、Winkの「淋しい熱帯魚」、モーニング娘。の「LOVEマシーン」、AKB48の公式ライバルでもある乃木坂46の「君の名は希望」など5曲を収録。AKB48の新エースで、〝星月コンビ〟での愛称でも親しまれる17期生・佐藤綺星、18期研究生の八木愛月はデュエットで「淋しい熱帯魚」を歌う。「LOVEマシーン」はAKB48全メンバーによる歌唱曲となっている。 令和のアイドルソングからは、新しい学校のリーダーズの「オトナブルー」、Honey Worksの「可愛くてごめん」の2曲を収録。「可愛くてごめん」は、今年3月にお披露目したばかりの19期研究生・伊藤百花がソロ歌唱に挑戦している。 多彩なラインナップとなった収録曲の歌唱メンバーは、それぞれの楽曲が持つ世界観に合うAKB48メンバーをセレクト。原曲の魅力を最大限に活かしたアレンジとメンバーの個性を掛け合わせ、まさに各時代にタイムスリップできるような AKB48ならではのカバーアルバムに仕上がっている。 また初回限定盤のBlu-ray(ブルーレイ)には、9月1日に実施した「AKB48劇場リニューアル前最終公演」の舞台裏メイキング映像と公演本編から「RESET」、「シアターの女神」、「目撃者」、「桜の花びらたち」の4曲を収録している。 12月8日に新AKB48劇場がリニューアルオープン&秋元康氏書き下ろしのオリジナル新公演でこけら落としを行い、20周年イヤーに突入するAKB48。アイドルブームを巻き起こしてきた各時代のアイドルたちへリスペクトを示しながら、また新たなアイドル時代を築いていくという決意を込めた意欲作となっている。 #エンタメQ
西日本新聞社