口いっぱいに春の味 寒河江の観光イチゴ園で開園式
寒河江市八鍬の「いちごガーデン」(高橋庄次郎園主)で17日、観光イチゴ園の開園式が行われ、招待された親子などが赤く実ったイチゴを堪能した。 同園は3棟のハウスで計約2万株、12種類のイチゴを栽培している。セレモニー後、招待客らは大きく育った実を手で摘み、笑顔で頬張っていた。河北町岩木のパート従業員井上舞さん(36)は次男燈也(とうや)ちゃん(3)、長女みつきちゃん(1)と訪れ、「甘くておいしい。子どもたちもイチゴが好きで楽しそう」と喜んでいた。 高橋園主によると、秋の高温対策として遮光ネットの設置や小まめな水やりを徹底し、生育、品質ともに良好という。同園は今月21日に営業を開始する。同市高屋の観光いちご園「ストロベリーファーム」は生育の遅れから、来年1月後半以降の開園が見込まれる。両園とも予約制で、問い合わせは同市周年観光案内所0237(86)1811。