キャッチボールする楽天早川（撮影・山田愛斗）

　楽天早川隆久投手（25）が4日、楽天モバイルパークで行われた先発投手練習に参加した。 　5日ソフトバンク戦（みずほペイペイドーム）で先発予定。早大の先輩で自主トレでもお世話になっている和田との投げ合いが有力視されている。「しっかり投げ合った中で、いい投手戦をして投げ勝ちたいなっていうのはある。自分も初回からフルスロットルで行きながらも、うまくペース配分してやっていければと思います」と力を込めた。 　和田との投げ合いが実現すれば3度目となる。22年6月19日が6回途中6安打4失点（自責3）、23年4月26日が7回途中4安打4失点（自責1）と、いずれも敵地で敗戦投手となった。早川は「負けてますし、先制されないようにしていかないと、和田さんの思い通りのゲーム運びになってしまう。そういう面では自分がなるべくゲームを支配していけるようなゲーム作りをしていければ」と話した。 　6月21日の日本ハム戦（エスコンフィールド）以来、2週間ぶりのマウンドとなる。ここまで12試合に登板し、4勝3敗、防御率2・22。勝利数は決して多くないが、8試合連続でクオリティースタート（6回以上、自責点3以下）をマーク。「防御率がよくいけてるのはゲームメーク、役割を果たしてるっていうところだと思うので、後半戦もその役割っていうのをしっかり果たしていければ」と意気込んだ。