【紅白リハ】乃木坂46 「きっかけ」3年ぶり披露の意義「今のメンバーで届ける意味が」/囲み全文
大みそか「第75回NHK紅白歌合戦」(後7・20)のリハーサルが28日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、女性アイドルグループ「乃木坂46」が囲み取材に出席した。 会見には、梅澤美波、久保史緒里、与田祐希、遠藤さくら、賀喜遥香、井上和、池田瑛紗が出席。 10年連続10回目の出場となる乃木坂は、節目の紅白で「きっかけ」を披露する。16年のセカンドアルバム「それぞれの椅子」の収録曲で、グループの節目で歌われてきたメンバーにとってもファンにとっても大切な曲。紅白で同曲を歌うのは、生田絵梨花のピアノ演奏に会わせて披露した21年以来、3年ぶり2回目となる。センターは遠藤が務める。 囲み取材全文は以下の通り。 ―意気込みは 梅澤 今回、乃木坂46の出場が10回目なんですけど、10という数字を見て重みを感じる。ずっと紅白歌合戦という特別なステージを目指して、1年見据えて活動してきたので、ここに立たせていただけるありがたみ、感謝を10回目のステージでお伝えできたらなと。 ―10年連続10回目。もう慣れっこでは? 久保 まったく。今日も先ほどリハーサルをしましたが、慣れることもなく緊張感というは独特だなと思います。この10年で10回目でメンバーも代わって。今回はオリジナルメンバーいない楽曲を披露する。そういう緊張感もどんどん上乗せしてある感じがします。 ―「きっかけ」は紅白で3年ぶり。前回と違うところは 遠藤 前回のステージとはまた違ったステージになって、お客さんのより近くで楽曲を届けられるんじゃないかなと思う。「きっかけ」は今から約8年半前の曲で、今のメンバーはリリース時にはいなかったですけど、今のメンバーでこの楽曲を届ける意味があると信じてパフォーマンスができればいいなと思います。 ―ディズニー特別企画にも参加する 井上 ホントに乃木坂46のメンバーはみんなディズニーが好きで、今回ディズニーシーで撮影させてもらったんですけど、凄くみんな楽しんで撮影させていただいたし、楽曲へのリスペクトだったり、大好きという愛の気持ちをたくさん込めてパフォーマンスさせていただいたので、そういうところにも注目していただければ。 ―今年1年振り返って 賀喜 ライブが多かった年だなって感じていて。そこでもそうですし、ファンの方とコミュニケーションを取れるような場が多かったなと思ったり。今年の12月には大感謝祭のイベントでファンの方に直接、感謝を伝える場があった。支えて下さっている皆さんの温かさとか、ファンの皆さんへの感謝を“交換っこ”できた。ファンの方も“乃木坂、大好き。ありがとう”という気持ちをたくさん受け取った年だった。受け取った気持ちをたくさん紅白歌合戦で伝えられたらなと思います。 ―楽しみにしているところは 池田 私はいつも紅白歌合戦のオープニングがすごく楽しみで、いつも楽屋で放送も実際に見させてもらいながら準備をしている。これから放送に出演するにあたって頑張るぞという気持ちをいただいています。 ―演出的なコラボは 梅澤 今回も…あります!ディズニーのコラボもあるし、そこでも歌わせていただくので、普段の私たちとは(違う)、明るい雰囲気をお届けできるんじゃないかと思います。 ―今年を漢字1文字で表現するなら 梅澤 賀喜遥香も言葉にしてくれましたが、感謝の“感”がぴったり。1年活動を振り返った時に13年目を超えたんですけど、今年は攻めの姿勢を忘れず一歩一歩、歩んだ1年だと思う。5年ぶりドームツアーとか、久しぶりの海外での単独ライブとか、いろんな挑戦をさせていただいた。そんな中でも変わらず応援して下さるファンの方とか、期待してくれている皆さんがいて、このステージに立てていると思う。お世話になっている方々に感謝。あと、いろんなところでメンバーの“感”情があふれ出た1年だったと思っていて。普段、ちょっと控えめに見えるメンバーが多いけど、大舞台を越えていくうちに、いろんな感情があふれ出して、場に感じた感情を大切にしてきた1年だったと思う。あとはここの紅白が締めくくりになるので、ここで見て下さる皆さんに、大きな“感”動を届けたいという願い、意気込みを込めて、すべてを丸め込んで“感”にします。