インフルエンザが流行目前 A型・B型・C型・新型って何?
4種類の抗インフルエンザ薬
インフルエンザにかからないためには、感染を予防することが重要になります。基本的な予防策としては、まず季節性インフルエンザの予防接種を受けることが挙げられます。また、日頃のうがい、手洗いはしっかり行いたいものです。インフルエンザが流行しているときは、人が多い場所への不必要な外出は避けたほうがいいでしょう。 治療法としては、以前はインフルエンザにかかっても、栄養をとってゆっくり休むといった対処法しかなかったのですが、ここ十数年で4種類の抗インフルエンザ薬が開発されました。現在、治療薬として使われているのは、タミフル、イナビル、リレンザ、ラピアクタで、発症から48時間以内に服用・投与すれば、発熱する期間が1~2日短くなるとされています。治療薬には接種法の違いや副作用の報告など、それぞれ注意点があるため、医師の説明をしっかり受けましょう。 また、熱が下がっても、数日はウイルスの排出が続きます。マスクをするなどの「せきエチケット」は当然として、無理な登校や出社は、ウイルスをまき散らすことにもなりかねないため控えるべきです。 (Sherpa/編集プロダクション)