ヘンリー王子の「宿敵」こと国王秘書が引退を検討中 チャールズ国王と王子の和解が進む可能性も
チャールズ国王の私設秘書で、宮廷内で大きな影響力を持っていると言われるクライブ・オルダートンが引退を考えているという。王室に詳しいジャーナリストでダイアナ元妃の友人でもあったティナ・ブラウンがサイト「デイリービースト」に明かしている。ヘンリー王子と国王との関係にも影響を及ぼすと見られている。 【写真】チャールズ国王がパパの表情を見せたレアなスナップ集
ブラウンによるとオルダートン(写真左)は57歳。まだ引退する年齢ではないが、辞職を考えているという。原因はアンドルー王子。先週、アンドルー王子をロイヤルロッジから退去させることを王室が諦めたと報じられた。国王の友人たちはアンドルー王子の勝利を国王への侮辱と受け止め、誰かが責任をとって辞めるべきだと考えているという。その役目をオルダートンが引き受ける可能性が浮上している。彼が引退を考えていることに王室のスタッフたちは衝撃を受けていると報じられている。
ブラウン曰くオルダートン(写真左)は「国王の門番」で、雑音や周囲のゴタゴタから国王を守ってきた人物。国王がヘンリー王子に煩わされることがないように手を回し、国王が王子を許すことにも反対してきたという。王子もオルダートンが宿敵であることを隠さず、回顧録『SPARE』の中でも彼のことを「気難しい男」だと書いている。ブラウンはオルダートンが辞職、ヘンリー王子に対して批判的でない人が後任に抜擢された場合、王子と国王の仲直りに向けた話し合いは「これまでより友好的なものになる」と見ている。
ちなみに王子は大統領選挙の結果に「眠れない夜を過ごしている」という報道も。トランプ次期大統領は以前から、ヘンリー王子のビザ問題に対して厳しく対処する姿勢を見せると言っている。アメリカのジャーナリスト、リー・コーエンはイギリスのニュース専門放送局「GBニュース」に「王子がアメリカで暮らすためのビザを取得するのに薬物について嘘をついていたことが発覚した場合、トランプは『適切な措置を取る』と主張している」「王子のビザ問題がトランプ次期大統領の最優先事項になるかどうかはわからない。でも彼が当選したことは王子とメーガン妃に大きな不安を与えているだろう」とコメントしている。王子がアメリカにいられなくなった場合、イギリスへの帰国も選択肢に上がるのではないかと囁かれている。オルダートンの進退が王子の将来に大きな影響を与えそう。