大卒じゃないとCAとしての就職は難しいですか?ほかにも似た仕事はある?
憧れの職業として挙げられることがある「CA(キャビンアテンダント:客室乗務員)」。CAは競争率が高くて狭き門であるイメージがあり、高校卒業者では就職が難しいと感じる人もいるでしょう。 そこで今回は、各社の「応募資格」を基に、高卒でもCAとして就職できるかについて調べてみました。高卒では難しい場合、選択肢を広げるために、CAと似た仕事もご紹介しますので、参考にしてみてください。
高卒だとCAとしての就職は難しい?
日本国内の大手各社をはじめとする航空会社のWebサイトから、CAの「応募資格」を見てみると、学歴について以下のような記述がありました。 ・A社 「専門学校・高等専門学校・短期大学・4年制大学または大学院の文系学部・理系学部(全学部)を卒業または修了見込みの方」 ・B社 「専門学校・短期大学・高等専門学校・4年制大学または大学院(修士課程・博士課程)を卒業見込みの方 ※学部学科などの指定はございません」 ・C社 「専門学校・高等専門学校・短期大学・4年制大学または大学院を卒業・修了している方で(中略)会社が指定する時期に入社できる方 ※卒業とは、専門士(Diploma)・短期大学士・準学士(Associate Degree)・学士(Bachelors Degree)または修士(Masters Degree)の資格取得を指します」 今回挙げたケースでは、高卒でCAに応募するのは難しいことが分かります。 しかしすべての航空会社が学歴を専門学校以上に設定しているわけではありません。例えば大手航空会社のグループ会社では、応募資格を以下のように設定していました。 「高校・専門学校・短期大学・高等専門学校・4年制大学または大学院(修士課程・博士課程)を卒業・修了見込みの方」 上記のように、高卒でもCAの応募資格を満たしている場合があることが分かります。ほかにも外資系航空会社や格安航空会社などを調べてみると、高卒でも応募できる会社があるかもしれません。 応募資格には学歴だけでなく、不規則な勤務時間に対応できる体力や「TOEIC600点以上」のようにある程度の英語力が求められる場合が多いため、各社の応募要項を確認しておくといいでしょう。