美貌も込みで余計「アウト」「怖い」 実写化で変態キャラがハマり過ぎていた俳優
実写化成功の鍵は変態キャラの再現度の高さ?
人気マンガの実写版は、キャラクターの再現度に注目が集まります。なかには個性が際立つ「変態キャラ」を楽しそうに演じ、ファンから絶賛の声があがった俳優もいました。 【画像】え…っ?「アシリパさん(山田杏奈)の大事な部分を舐めようと」こちらがあまりにも「変態」すぎた『ゴールデンカムイ』家永(桜井ユキ)です WOWOWで最終回を迎え、続編の映画が決まったばかりのドラマ『連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―』(原作:野田サトル)は、明治時代の北海道を舞台に、隠されたアイヌの莫大な金塊を巡る戦いを描いています。2024年1月の映画に引き続き、どのキャラも再現度が高かったなかで、特に「家永カノ」役を演じる桜井ユキさんの演技が話題になりました。 家永は、表向きはホテルの美しい若女将ですが、その正体は老人の男性という衝撃的なキャラです。もともと医者で金塊の在処のヒントとなる刺青を身体に刻まれた脱獄囚のひとりである彼は、自分の若さを保つために人を殺して血液や肉体の一部を体内に取り込んできました。桜井さんは、色気たっぷりの若女将と、残虐な殺人鬼を見事に演じ分けています。 なかでも、初登場第4話での同じ脱獄囚「牛山辰馬(演:勝矢)」や「白石由竹(演:矢本悠馬)」とのシーンは視聴者から好評で、「掛け合いも原作通りで、色気とユーモアがあって最高」「『タコ坊主!』の言い方と顔がまんま」「牛山に『貴方の完璧はいつだった?』と問いかけるシーンが美し過ぎ」と、絶賛の声があがりました。 また、再現度が高かった変態キャラといえば、実写映画2作目となる『東京喰種 トーキョーグール【S】』(原作:石田スイ)で松田翔太さんが演じた「月山習」は欠かせません。月山は人肉を食料とする喰種のひとりで、主人公「金木研(カネキ/演:窪田正孝)」に執心する、作中随一の変態キャラです。 公開前のプレミアで「最高にド変態な月山を上品に演じました」と語った松田さんは、アニメで宮野真守さんが演じたテンションの高い月山とはひと味違うアプローチで、彼を再現しています。 月山の変態ぶりが際立つカネキのハンカチの臭いを嗅ぐシーンでは、アニメ版はハイテンションな一方で、実写版では上品さを保ちながらも狂気が込み上げてくるような演技が印象的です。 なお、本作を手掛けた永江智大プロデューサーは、「成功の鍵は、月山習というキャラクターを大成功させること」と語っており、松田さん以外の選択肢はなかったそうです。このキャスティングに関しては、ファンからも「原作よりもクールで変態度が増していた」「仕草の一つひとつがあまりにも気持ち悪くて、完璧過ぎる」と高く評価されています。 そのほかに、実写化成功例としてよく名前が上がる映画「銀魂」シリーズの2作目『銀魂2 掟は破るためにこそある』(原作:空知英秋)では、「猿飛あやめ」を演じた夏菜さんも絶賛されました。 猿飛あやめは、主人公「坂田銀時(演:小栗旬)」に好意を寄せる美女くのいちで、作中屈指の変態キャラです。ドMな性格ゆえ、赤いボンデージ姿を披露したり、ほっかむりをかぶったまま鼻と口に割り箸を通したりと、美女らしからぬ衝撃的な姿を見せています。 2の序盤にしか出てこなかったものの強烈なインパクトを残し、「見た目も声も話し方もさっちゃんそのもの」「『興奮するじゃないの』が小林ゆうさん(アニメ版声優)とほぼ同じでシンプルにすげぇ」などと再現度も好評で、続編があるならまた登場してほしいと願う声も多くあります。
LUIS FIELD