大人顔負けの激しさ!小学生たちの「氷上の格闘技」ジュニアアイスホッケーが熱い 中四国選抜に6人選出 広島のジュニアチーム 3月全国大会へ
わたしの師匠役は代表メンバーにも選ばれた 小田陽菜乃 選手。アイスホッケーを始めて2年だそうです。まずは、パス練習です。 渕上沙紀 アナウンサー 「足下が氷なのでフラフラです。すごいね、ひなのちゃん、ドッシリ構えて。踏ん張れないんですよ。全然、足もとがフラフラで追いつかない」 続いて、シュートを見せてもらいます。わたしもチャレンジしたのですが… あらためて、子どもたちの技術にびっくりです。 ■年間通して練習できる環境がなく… 有望選手を育てる苦労は 広島コレクターズアイスホッケークラブは、ことしで創立50年を迎えます。1989年に国体で8位入賞するなど強豪チームでした。 しかし、西白島にあった「ヒロシマアリーナ」が2003年に閉鎖されると、通年で練習できるリンクがなくなってしまいます。 現在、広島県内で屋内リンクは1か所で、時期も冬場の半年に限られます。有望選手を育てるには、周りのバックアップが必要です。 保護者 荒川祐子 さん 「広島は通年リンクがないので、半年間でどれだけみんながチームワークを作れるかっていうのがやっぱり1番難しいところかなと思う。あと、働いていらっしゃるお母さんとかお父さんだと送迎が大変なので、やっぱりそこであきらめちゃう方もいらっしゃいますね」 全国大会に代表6人を送り込む越本監督も、子どもたちの成長に期待しています。 広島コレクターズジュニア 越本直秀 監督 「(全国大会では)せっかくなんで、もっと広い世界を見てきてほしいなと思います。本場のホッケーではこんな個人で1人でがんばるようなことは絶対、通用しない世界なので、それを早く気がついて、そのプレーを地元に広げてほしいなと思います」 チームから朗報が届きました。今月、愛媛・松山市で開かれた「中四国小学生アイスホッケー大会」で10年ぶりに優勝しました。 全国大会は、高学年が来月26日~29日に軽井沢、低学年が来月23日~24日に横浜で開催されます。
中国放送
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