広島国際学院、2年連続2度目の優勝…高校サッカー広島県大会
第103回全国高校サッカー選手権大会広島県大会(県サッカー協会、広島テレビ主催、県高体連共催、県教委、読売新聞社後援)の決勝が10日、広島市中区のエディオンピースウイング広島であり、広島国際学院が瀬戸内を2―0で破り、2年連続2度目の優勝を飾った。全国大会は12月28日から東京都内などで開かれる。
2大会連続で同じ顔合わせとなった一戦で、広島国際学院のMF喜々津夢斗選手(3年)が2得点の活躍。38分、スローインを頭で合わせて先制点を挙げ、59分には途中出場のFW中石圭亮選手(同)からのパスを右足で決めた。瀬戸内は相手を上回る11本のシュートを放つも、決定力を欠いた。
広島国際学院の谷崎元樹監督は「各選手が自分の弱さを自覚し、逃げずに向き合った努力の結晶だ」とたたえた。喜々津選手は「仲間のアシストがあったからこその得点」と語り、上野陽光主将(同)は「新スタジアムでの初の決勝で勝ててうれしい」と笑顔だった。
全国大会の組み合わせ抽選は18日に行われる。