GACKT「新・暴れん坊将軍」に尾張藩主役で出演、松平健との共演は“誉れ”
GACKTがドラマ「新・暴れん坊将軍」に出演することが明らかに。徳川御三家の筆頭格である“尾張徳川家”の当主・徳川宗春を演じるとわかった。 【画像】ファッションでも異彩を放つ人物・徳川宗春を演じるGACKT 「暴れん坊将軍」は、松平健扮する8代将軍・徳川吉宗が貧乏旗本の三男坊・徳田新之助として庶民の暮らしにまぎれながら、江戸にはびこる悪を討つ痛快時代劇。吉宗の治世となってから20数年を経た江戸を舞台とする新作では、世継ぎ問題に揺れる吉宗の姿や、城下町で陰謀渦巻く難事件が描かれる。西畑大吾(なにわ男子)が吉宗の嫡男・家重を演じ、三池崇史が監督、大森美香が脚本を担当した。 将軍の座を狙う宗春は、“民のためには派手に楽しむことこそ肝要”という信念を持つキャラクター。尾張藩の城下に芝居小屋などの遊興施設を置き、広く歌舞楽曲を許すなど吉宗の倹約政策をことごとく無視していく。しかしその豪儀な姿が耳目を集め、市井では吉宗より将軍にふさわしいという声も上がるほど。派手な羽織をまとい、1m超もある長い煙管をくゆらしている。 映画「BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン~」に続いて三池作品に参加したGACKTは「“三池さんの作品なら喜んで”という形でオファーを受けた」と回想。初共演の松平には「変わらず全身にパワーがみなぎっていてスゴイなと思わされましたね。『暴れん坊将軍』はボク自身、昔からよく拝見していましたので、その作品で健さんと共演できるのは“誉れ”ですね。大変、光栄に思っています」と言及する。そして「世代によってはご存知ない方もいるかもしれませんが、この作品を見て“時代劇って面白い”と感じてもらえたらうれしいです」とつづった。 「新・暴れん坊将軍」は、テレビ朝日系で1月4日21時からオンエア。小澤征悦、藤間爽子、木村了、駒木根葵汰、内藤秀一郎、勝村政信、小野武彦、高島礼子、生瀬勝久もキャストに名を連ねた。 ■ テレビ朝日ドラマプレミアム「新・暴れん坊将軍」 テレビ朝日系 2025年1月4日(土)21:00~ ■ GACKT コメント □ 「暴れん坊将軍」についての印象 「暴れん坊将軍」には、松平健さんの立ち回りが豪快かつ爽快で、年月を重ねても腕が落ちない…という不思議な世界観が魅力的だな、という印象を持っていました。オファーをいただいた際は、ついに“あの名作が復活するのか!”と衝撃を受けました。 □ 松平健と共演した感想 松平さんとは今回、初めてお会いしました。共演をとても楽しみにしていましたが、17年ぶりの復活でありながら、変わらず全身にパワーがみなぎっていてスゴイなと思わされましたね。「暴れん坊将軍」はボク自身、昔からよく拝見していましたので、その作品で健さんと共演できるのは“誉れ”ですね。大変、光栄に思っています。 □ 三池崇史が手がける時代劇に参加するにあたって 三池作品は、カメラ割りにしてもストーリー展開にしても独特です。本作は時代劇ですが、テンポ感もよく、どんな作品になるのかなという期待が大きいですね。今までの時代劇と三池さんの考え方はだいぶ違うところはあると思いますが、若い人たちにも時代劇って面白いんだなと思ってもらえるきっかけになればうれしいです。 今回、“三池さんの作品なら喜んで”という形でオファーを受けたので、自分のやるべきことをしっかり全うしたいと思っています。「暴れん坊将軍」という作品世界の中でアクセントとなるような、見る人を飽きさせない存在であることを求められていると思うので、そこはしっかり役割をはたしたいですね。 □ 徳川宗春という役柄について 宗春は非常に“かぶいて”いて、独自の思考で生きる人間。長すぎる煙管もド派手な衣装も、型にハマらない彼の生き方の表れだと思います。とても面白い人物だと思いますし、ボクに合っているなとも感じています。 □ 視聴者へのメッセージ 17年ぶりに「暴れん坊将軍」が帰ってくるのは、ボクにとっても非常にうれしいこと。世代によってはご存知ない方もいるかもしれませんが、この作品を見て“時代劇って面白い”と感じてもらえたらうれしいです。また、近年、時代劇の数が減ってることもあり、ご年配の方々にとっても、大変喜んでいただける作品だと思います。お正月をご家族で過ごす中、お子さんからご年配の方まで一緒に見て楽しんでいただけたらうれしいですね。