来館者の500万人突破を記念したセレモニー＝鶴岡市立加茂水族館

　鶴岡市立加茂水族館（奥泉和也館長）の来館者が30日、2014年のリニューアルオープンから500万人を突破し、記念セレモニーで節目を祝った。 　セレモニーは、この日の最初の来館者で、千葉県から訪れた会社員野尻昌良さん（48）と、妻明日香さん（45）、長男昊大郎（こうたろう）さん（16）、次男旺士郎（おうしろう）さん（14）、三男沓士郎（とうしろう）さん（11）の5人家族と行った。皆川治市長と奥泉館長が野尻さん一家に花束や認定証、記念グッズなどを贈った。高校の生物部でクラゲの飼育を検討しているという昊大郎さんは「驚いたけど記念になってうれしい。クラゲの展示を見てしっかり勉強したい」と笑顔を見せた。奥泉館長は「これからも展示の魅力向上に努める」と話した。 　同館では展示内容を充実させるため、増改築工事中で、26年度にクラゲ展示数を約80種から100種ほどに増やす予定。昨年度の来館者数は38万2769人で、本年度は29日までに31万982人が訪れている。