全部知ってる？ Apple Watchから連絡するための5つの機能
Apple Watch Hacks
Apple Watchシリーズでは、テキストメッセージの送信や、音声メッセージの送信、通話機能など、さまざまなコミュニケーション機能を利用できます。とはいえ、比較的多くの人が、こうした機能の存在を知らずにスルーしてしまっているのではないでしょうか。本稿では、改めてこうしたApple Watchのコミュニケーション関連機能についてピックアップ。特に重要な操作として、5つのテーマをまとめました。 【詳しい操作方法を画像でチェックする】
1.「メッセージ」を送る
Apple Watchを持っていると、iOS標準の「メッセージ」アプリを使うことが増えるかもしれません。特に「アクティビティ」アプリで家族や友達と繋がっていると、家族や友人がワークアウトを完了したときなどに、通知が届くようになります。この通知から、例えば「よく頑張ったね！」のようなメッセージを、簡単な操作で返信できるのです。この基本操作は、多くの方が認識していることでしょう。 一方、通知からの返信だけでなく、「メッセージ」アプリを開いて、新規メッセージを送信することもできます。アプリ一覧画面で「メッセージ」アプリを選択し、表示されたよく使う連絡先を選択するか、あるいは画面左上のペンのアイコンをタップして、電話番号などを入力します。その後、内容を入力して、送信する流れです。 テキストの入力には、音声入力が利用できるほか、定型文を選択して返信する操作もあります。Apple Watch Seires 7以降のモデルとApple Watch Ultraシリーズでは、キーボード入力にも対応しています。 また、「メール」アプリで新規メールを送信することもできます。メッセージと比べると、利用頻度は下がるかもしれませんが、見逃している人も多いと思うので、併せてチェックしておきましょう。
2.「定型文」を変更する
音声入力やキーボード入力など、複数のテキスト入力方法が用意されているとはいえ、Apple Watchでメッセージに細々と返信内容を入力するのは、億劫な作業です。現実的には、パッと選択して送信できる定型文の使い勝手が良いと感じます。 この定型文は標準でも用意されていますが、ユーザーが任意にカスタマイズして使うこともできます。以下では、メッセージアプリで使える定型文の登録方法について紹介しましょう。 具体的には、iPhoneで「Watch」アプリを開き、「メッセージ」をタップ。「デフォルトの返信」を選択して、「返答を追加…」をタップします。画面「右上」にある「編集」をタップして、使いたいメッセージを登録しておきましょう。 なお、設定画面に表示される「スマートリプライ」という機能がオンになっている状態だと、メッセージの内容にあった候補が表示されます。使ってみて不要だと感じた場合には、オフにしても大丈夫です。 関連して、Apple Watchでは「メッセージ」以外に、サードパーティ製のコミュニケーションアプリが使えることもあります。例えば、「LINE」にはwatchOS版アプリが提供されています。またLINEでも、こうした定型文を使ったメッセージの送信が可能です。この定型文の登録方法についても、軽く紹介しておきましょう。 手順としては、iPhoneで「LINE」アプリを開き、「ホーム」タブの画面右上にある歯車のアイコンをタップ。「Apple Watch」の欄をタップし、次画面で追加したい定型文を入力しましょう。登録した定型文が、LINEの返信画面に表示されるようになります。 なお、サードパーティ製アプリでは、サービスごとに仕様が異なるので、例えば、アプリによってはログイン認証が必要だったり、返信操作ができなかったり、と特徴がバラバラです。自身がいつも使っているサービスについて、Apple Watchでどんなことができるのか、特徴を把握しておくことをお勧めします。
