「推しのNPOプロジェクト」開始 近畿労働金庫がNPOサポート
近畿労働金庫(近畿ろうきん、大阪市)は2025年度から、子ども支援活動に取り組む地域のNPOを応援する「推しのNPOプロジェクト」を始めると発表した。 このプロジェクトは、近畿2府4県(滋賀・奈良・京都・大阪・和歌山・兵庫)を営業地区とする近畿労働金庫が、各営業店にある「店推進委員会」(近畿労働金庫に出資加入する各会員労働組合選出の推進委員で構成)が応援すると決めた各営業店地元の「推しのNPO」に、一定額(10万~20万円)を年に1回寄付する仕組み。 寄付金額は、各営業店・店推進委員会・会員労働組合が行う「ろうきん」利用促進の活動(「金融教育セミナー」「お金の相談会」開催など)状況に応じて決まるという。 寄付金を支給されたNPOは定期的に活動の成果を近畿労働金庫側に報告する。 近畿労働金庫は「各地域で“NPO×労働組合×ろうきん営業店”の協力的な関係性を新たに構築して、子どもを取り巻く社会課題の理解や解決に取り組む」としている。