世界初の舞台化『魔道祖師』2025年春に東京・京都にて上演決定
舞台『魔道祖師』が、2025年春に東京・京都にて上演されることが決定した。 原作は、作家・墨香銅臭(モーシャントンシウ)により、中国のオンライン小説サイトにて2015年10月から2016年3月にかけて連載された同名のBLファンタジー小説。物語の舞台は、法術を使う者が妖魔や邪鬼を退治する架空の古代中国。強い絆で結ばれたふたりの激動の運命を描いた緻密で壮大なストーリーと魅力的なキャラクターが反響を呼び、海外でも翻訳、出版され、ラジオドラマ、漫画、アニメ、実写ドラマなど様々なメディアミックスを展開、アジア各国で社会現象を巻き起こした。 『魔道祖師』ロゴ 日本では、2020年3月に放送された実写ドラマ版『陳情令』(字幕版)を皮切りに、アニメ『魔道祖師』(字幕版・吹替版)の放送、ラジオドラマ配信、原作小説和訳出版、さらに2024年より日本版漫画の連載開始と、たびたび大きな話題となっている。 そして今回、世界初のコンテンツとなる舞台化が決定。これまで日本で『魔道祖師』のドラマ・アニメ・漫画を展開している株式会社ソニー・ミュージックソリューションズと、数々の舞台作品を手掛ける株式会社マーベラスが共同で舞台化に取り組む。『魔道祖師』のメディアミックス展開に新たな1ページを刻むにあたり、舞台用にキャラクターデザインを新調。新しいビジュアルとともに、本作の重厚な世界観と複雑な人間ドラマを描き出す。 【ストーリー】 世は岐山温(きざんウェン)氏が暴虐の限りを尽くし、民が苦しみにあえぐ時代。姑蘇藍(こそラン)氏・雲夢江(うんむジャン)氏・蘭陵金(らんりょうジン)氏・清河聶(せいがニエ)氏をはじめとする仙門の修行者らは力をあわせ、温氏の討伐に成功する。なかでも夷陵老組(いりょうろうそ)である魏無羨(ウェイ・ウーシェン)は貢献を果たしたが、強大な力を持つ鬼道に手を染めたがゆえに人々に恐れられ、やがて身の破滅を招いてしまう。そして13年後。呪術によって蘇った魏無羨は怪事件に出くわし、宿命の相手、姑蘇監氏の藍忘機(ラン・ワンジー)と再会する。事件を追ううちに13年前の真相に迫ることとなり──ふたりの激動の運命をめぐる物語が始まる。 <公演情報> 舞台『魔道祖師』 2025年3月~4月 東京、京都 原作:『魔道祖師』墨香銅臭