【巨人】先発・菅野智之、7回に初ヒットから3連打、1失点で降板「大山選手への1球だけ悔いが残ります」
◆JERA セ・リーグ 阪神―巨人(26日・甲子園) 体調不良による出場選手登録抹消から最短10日で復帰した巨人・菅野智之投手が、6回までノーヒットの好投を続けていたが、7回に初ヒットを許すと、3連続ヒットで1点を奪われ降板した。 今季無傷の5連勝を目指し、小林誠司捕手との「スガコバ」バッテリーで先発した菅野は、1回の先頭打者・近本光司外野手を得意のスライダーで空振り三振に打ち取るなど3者凡退の立ち上がり。2回2死からノイジー外野手を四球で歩かせたが、それ以降はピシャリと抑え、6回までヒットを許さない完ぺきな投球を見せていた。 しかし、7回1死から森下翔太外野手に右中間を破る二塁打で初ヒットを許すと、大山悠輔内野手にも左前打され1死二、三塁のピンチ。ここで渡辺諒内野手に右前に先制適時打を許し、菅野はここで降板した。2番手で船迫大雅投手が登板し、ノイジー外野手を二飛、梅野隆太郎捕手を見逃し三振に打ち取り、追加点は許さなかった。 降板した菅野は「久しぶりのマウンドでしたが、テンポ良くアウトを積み重ねられたかなと思います。ただ、点を取られた回の、大山選手への1球だけ悔いが残ります。逆転を信じてベンチで精一杯応援します」とコメントした。 打線は阪神の先発・才木浩人投手に7回までに6安打しながら要所を抑えられ無得点。
報知新聞社