J1福岡の元代表助っ人コンビ オクラホマミキサーに初挑戦「チームワークを育む教えはすごくいい」 ホーム最終戦の得点も決意
J1アビスパ福岡のナッシム・ベンカリファとシャハブ・ザヘディが24日、福岡市内で行われたミニ運動会形式のファン感謝デーに参加し、フォークダンスの「オクラホマミキサー」に初挑戦した。赤白帽をかぶって参加したベンカリファは「めちゃめちゃでした。ユーチューブで見てみます」と苦笑い。ザヘディは「楽しかった。日本で小さいころから他の人とチームワークを育む教えというのはすごくいいものだと思う」と気に入っていた。 ■キングがダンスでノリノリ【写真】 今季コンディション不良が続いた元スイス代表のベンカリファは、17日の福岡U―18(18歳以下)との練習試合で約9カ月ぶりに実戦復帰。「借り人競争」で目当ての人を探すために警戒な動きを披露するなどコンディションの良さを見せた。同日の練習試合では得点もマーク。その後も調整も順調と明かし、ホーム最終戦(30日・対浦和)に向けて「過去のけがは本当に過去のものにして。試合に備えて準備ができている。自分も活躍を望んでいる」と、今季加入してからサポーターが切望している移籍後初出場への意欲をにじませた。 今季チーム最多の9ゴールをマークしている元イラン代表のザヘディは、イベント中に流れたチームの今季ゴールシーンを見て「ほとんどのゴールシーンが自分でしたね」と笑顔。ホーム最終戦に向けても「自分の全力を尽くせるように頑張る」と、福岡の外国人選手では1996年のトログリオ以来28年ぶりとなる、J1リーグでの2桁得点に照準を合わせた。
西日本新聞社