発見者「鷹が捕まったのかと」 専門家も驚いたカラスの色は
沖縄テレビ
動物の話題をお伝えします。まずは国頭村です畑を荒らすカラスを捕獲する檻の中にいたのは専門家もビックリの珍しい色をしたカラスでした。 ▽発見した農家: 「鷹がこの檻に入ったかなと思ってビックリ。まさか、まさかという感じ」 国頭村にある畑で農作物を食い荒らすカラスを捕獲するために設置された檻の中で、今月20日見つかったのは・・・なんと全身薄茶色のカラスです。 他のカラスと比べると色の違いは一目瞭然。専門家によりますと、羽毛の中のメラニン色素が少ないことで生じる「バフ変」と呼ばれる現象で、色素が多く全身が真っ黒なカラスに起きることは非常に稀だと言います。 ▽国指定屋我地鳥獣保護区管理員 渡久地豊: 「私も40年以上鳥を見続けているんですけど初めて全身が変色している個体を見る機会を得ることが出来ました」 専門家の渡久地さんは、この珍しい個体を多くの人に見てもらえるよう、引き取り可能な施設を探しているということです。
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