岐阜県関市の隠れた名物!地元で50年以上愛される“くるみ鍋”とは?
くるみ鍋では、まず鍋のなかに白菜をたっぷり投入。その上から、エノキ、シイタケ、白ネギ、もち、豆腐をのせ、広島県産の大ぶりのカキを盛り付け。さらに、ゴボウ、糸コンニャク、水菜をのせていく。たっぷりの盛り付けられた食材に、くるみ味噌をたっぷりかけたら完成だ。 このボリュームでなんと値段は、1人前1,580円!店主・辻さんのオススメは、シャキシャキ食感のゴボウと、味がしっかり染みたおもちだ。
常連さん直伝!くるみ味噌のアレンジレシピ
『やまなみ』では、自宅でもくるみ鍋ができる「くるみ味噌(400g)」(1,200円~)を店頭で販売。さらに「くるみ味噌」は、岐阜県関市の道の駅『道の駅 むげ川』、観光地に併設されたお土産ショップ『濃州関所茶屋』でも販売されるなど、関市に着実に浸透しているのだ。 取材中にも、『やまなみ』に「くるみ味噌」の購入を目的としたお客さんが次々と来店。常連の若井さんは、なんと40年以上もお店に通い続けているという。くるみ味噌を使用した様々なアレンジレシピを作っているという若井さん。今回特別に、自宅でアレンジレシピを披露してもらった。
1品目は「くるみ味噌鶏ちゃん」。鶏もも肉にニンニク・ショウガ・ハチミツで下味を付けたあと「くるみ味噌」を投入。野菜にもくるみ味噌を少しだけ追加し、味付けした鶏肉と一緒にフライパンで炒めて完成だ。油分の多いクルミが入っているため、甘みもある「くるみ味噌」は、煮れば煮るほどおいしいのだそう。
そのほか、味噌の香ばしい匂いが食欲をそそる「くるみ味噌チャーハン」や、牛すじ肉を入れた「くるみ味噌ラーメン」など、“くるみ味噌愛”の溢れるアレンジレシピを次々と披露。くるみ味噌に魅力について、若井さんは「クルミが入っているの油分が多く、甘みもあって、煮れば煮るほどおいしい。(このアレンジレシピは)普通の赤みそでは作れない」と話した。
たった一軒のメニューから、地元民たちの溺愛グルメへと成長した“くるみ鍋”。岐阜県関市に訪れたとき、ぜひ味わってみては。