【広島】V打の末包昇大「試合が終わっていない中で空席が目立って悔しい」 小園海斗も雨のお立ち台で思い語る
◇プロ野球セ・リーグ 広島5-4巨人(21日、マツダスタジアム) 広島は終盤の8回に4点を奪い逆転勝利で4連敗をストップ。 3点差で迎えた8回、秋山翔吾選手のタイムリーで2点差とすると、小園海斗選手の2点タイムリーが飛び出し同点へ。さらに末包昇大選手は、2アウト1、3塁からつまりながらもレフト前へ運び、首位巨人から大逆転を飾りました。 これでチームは4連敗をストップ。9月4勝14敗と苦しみ、前日はDeNAに抜かれ4位後退となりましたが、1日で3位に浮上しました。 2人はそろってお立ち台へ。連敗中の思いを聞かれた小園選手は「悔しいですし、なかなか勝てないゲームも多いんですけれど、毎日必死にやっていますし、ファンの方の前で勝てるようにという気持ちでやっている」と。末包選手は「結果の出ない自分にも悔しかったですし、チーム(の結果)も悔しかった。8回試合が終わっていない中で空席が目立って悔しいですよ。でも仕方がないと思います。応援したいというチームになりたいなと思います」と力を込めました。 またヒーローインタビュー中に雨脚が強まり足早に帰る観客の姿に小園選手は「まだ帰らないでください」と一言。そして「まだまだ試合は残ってますし最後まであきらめずに頑張ります」と締めくくりました。また末包選手も「“頑張れよ”とか“頼むぞ”とかの声も聞こえてます。まだまだ頑張ります、応援よろしくお願いします」と力強く語りました。