【山形】山形市の高校生が山寺の土産店の新商品を考案
YTS山形テレビ
山形市の高校生が、観光地・山寺の土産店の新商品を考え、そのプレゼン発表会が開かれました。 この取り組みは、山形市が将来の起業家を育成するために行っていて、山形市立商業高校3年生77人が、山寺地区で食事処や土産店を営む「ふもとや」の新商品を考案しました。 今日は「ふもとや」の後藤麻衣さんを講師に迎え、班ごとに新商品の案をプレゼンしました。 【プレゼンの様子】「私たちはメインターゲットを、山寺を訪れた外国人観光客に設定し、商品の考案を進めました。出品する商品をそば団子にすることを決めました。」 【山形市立商業高校総合ビジネス科3年 中川栞那さん】「ふもとやさんの課題で、ワンハンドで食べられる物が少ないという点があった。外国人の方は和風な物が好きだと思うので、お団子だと良いかと思った。」 【山形市立商業高校情報科3年 永登拓海さん】「(将来)山形県で起業したいと考えている。(商品開発の授業は)自分の力で何かを考えて、形にしていくということは将来に役立つと思う。」 生徒たちが夏休み期間中に実際に山寺へ足を運び考えたというアイデア商品に担当の後藤さんは。 【ふもとや若女将 後藤麻衣さん】「私からは出てこないようなアイデアだったり、高校生ならではの意見、ちゃんと外国人向けにPRの方法を考えているチームもたくさんあった。これが実現したらと考えるとワクワクして、ニコニコと(発表を)聞いていた。」 この日発表されたものは今後さらに検討を重ね、実際に商品化を目指していくということです。