「3勝2敗で上回る」大谷翔平、最強打者ジャッジに勝てる唯一の道とは…?米メディア「もし2人がそれぞれ…」
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、今季も多くの指標でナショナルリーグをリードする成績を残している。ナショナルリーグMVPの筆頭候補である大谷は、アメリカンリーグMVP候補であるニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手との比較が絶えない。米メディア『クラッチポインツ』のマイク・ギアナコス記者が言及した。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング ジャッジは出塁率、長打率、OPSでMLBをリードしており、トロント・ブルージェイズ戦では走者なしの場面で申告敬遠を受けた。2回までの走者なしの場面での申告敬遠は52年ぶりである。これにはヤンキースのカルロス・ロドン投手も「彼は最高のバッターだ。ファンとしては『彼は本塁打か四球だろう』という感じだ」と語っている。 一方で大谷も本塁打、得点、打率、出塁率、長打率、OPSでナショナルリーグをリードしているが、ほぼ全ての指標でジャッジを下回っている。しかし、外野手として出場するジャッジのWARが7.6なのに対し、指名打者(DH)のみの大谷のWARは5.9と健闘している。 両選手のトップクラスの争いにギアナコス氏は「それでも、ロドンはジャッジを野球最高の打者として選ぶだろう。指標もそれを示している。しかし、もし2人がそれぞれのリーグのMVPを受賞した場合、通算MVPでは大谷が3勝2敗でジャッジを上回る」と言及した。
ベースボールチャンネル編集部