新型アウディ A5ファミリーがワールドプレミア!MHEV plusマイルドハイブリッドにより力強い加速と高効率を両立!
アウディは、新型「A5」および「S5」のモデルバリエーションをフランス・コートダジュールでワールドプレミアした。新世代のA5シリーズには、最新の内燃エンジンを先進的なMHEV plusマイルドハイブリッドテクノロジーに統合し、力強い加速と高効率性を両立させている。また、シャシーも改良されており、アウディの特長的な俊敏なハンドリング性能に磨きがかけられている。また、内外装が大幅にデジタル化されており、新しい操作コンセプトに基づくMMIパノラマディスプレイやヘッドアップディスプレイ(HUD)を搭載し、ドライバー中心のエルゴノミクスデザインを踏襲したインテリアデザインに仕上げられている。力強く電動化されたエンジンモデル 新型A5モデルシリーズは、アウディの新しいMHEV plusマイルドハイブリッドテクノロジーを初めて搭載するエンジンモデルだ。MHEV plusは、パワートレイン発電機、ベルトスタータージェネレーター、リチウム鉄リン酸バッテリーにより構成される、48ボルトのマイルドハイブリッドシステムで、新型A5 TDIおよびS5モデルに搭載される。最大24馬力の追加電力と減速時の25kWの回生ブレーキにより、走行時の効率性を底上げしている。 アウディは、新しいA5およびS5モデルを開発する際、アウディブランド特有のドライビング特性を実現することを最優先していた。。スムーズかつ正確なハンドリングがその一つで、アウディはシャーシを詳細にわたって改良している。例えば、ステアリングをボディに直接取り付け、剛性の高いトーションバーを使用するという大幅な改良を施し、ステアリングホイールとホイール間の遊びが減少し、ドライバーはどのような路面状況でも、正確なフィードバックを受け取ることができるようになっている。 また、アンチロールスタビライザーはリア寄りのセッティングにすることで、コーナリング時の敏捷性を向上。ブレーキトルクベクタリングを備えた、統合型ブレーキ制御システムにより、コーナーの内側でホイールへブレーキが介入することで、よりダイナミックなコーナリングが実現されている。 曲線が美しいドライバー中心のコックピット コックピットに乗り込むと、11.9インチのアウディバーチャルコックピットと、曲線デザインの14.5インチMMIパノラマディスプレイという、新しいディスプレイが目に入る。インテリアにおいては、優れたエルゴノミクスとシンプルでドライバー中心の操作性が、このコンセプトの開発において重要な要素となっており、曲線デザインのパノラマディスプレイは、手が届きやすく操作しやすいように設計されている。 新型A5には、自然言語を自主的に学習するアウディアシスタントが搭載されている。ドライバーは「Hey Audi」の音声コマンドや、ステアリングホイールのボタンでアシスタントを起動し、さまざまな車両機能を操作することができる。また、アウディアシスタントが質問に答えられない場合には、AIチャットボットのChatGPTが使用され、自然な回答が用意される。 運転席には、ヘッドアップディスプレイ(HUD)も新たに搭載された。設置スペースを最大限に活用し、最適化されたディスプレーテクノロジーにより、視認領域が従来より85%以上広くなっている。
MotorFan編集部