電動化されてもオリジナルをリスペクト……「ルノー4 E-Tech」、世界初公開へカウントダウン
ラインナップの電動化を進めるルノーは、かつて人気を博したコンパクトカー「ルノー4」をEVとして復活させる。新たなルノー4はパリモーターショーで初公開される予定だ。ルノーは10月14日から開催予定のパリモーターショー2024にて「ルノー4 E-Tech エレクトリック」を世界デビューさせるが、それに先駆けて複数のティザーイメージを公開した。 【画像ギャラリー】ルノー 4 E-Tech エレクトリック スパイショット&ティザーイメージ ルノー4 E-Tech エレクトリックは、先に復活を遂げた「ルノー5」と同じ「AmpR Small」プラットフォームをベースとしており、名前とデザインもルノー5と同じく、1961~94年のオリジナルのルノー4からインスパイアされている。 コンセプトから引き継がれるのは、長方形の照明付きグリルと照明付きバッジであり、後者は量産ルノーでは初となる。1960年代のオリジナルからヒントを得た3分割されたテールライトと台形のリヤクォーターウィンドウも採用される。バンパーエクステンションも同様だが、今回はクロームではなくプラスチックだ。 ドアの前には斜めのトリムストリップを配置。また、ボディ側面に沿って1980年代のバージョンに見られるような水平リブを追加している。そのほか、ティーザーショットでは格納式のキャンバスルーフとルーフスポイラー、さらにルノー4が荒れた地形に対応できるように、黒いプラスチックのホイールアーチエクステンションを装備していることも明らかになっている。 新しいルノー4は前輪駆動で、5と同様にシングルモータードライブトレインを搭載するとみられる。最高出力は95ps、123ps、140psからセレクト可能となり、バッテリーは、40kWhと52kWhの2種類が用意される。
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