さんま 松本人志裁判終結で吉本興業上層部と会談 「テレビに復帰して、頑張ってほしい」復帰へサポートを
お笑いタレント明石家さんま(69)が、9日放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(土曜後10・00)に出演。女性に性的行為を強要したとの報道をめぐり、お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(61)が文芸春秋などに損害賠償などを求めた訴訟について8日に双方の話し合いに基づき、松本側は訴えを取り下げ、文春側が同意して裁判が終結した件について言及した。 【写真】吉本興業が公式サイトで発表した「松本人志に関するお知らせ」 さんまは「松本が取り下げになって。残念なことにこの後、このヤンタン終わってから、吉本の偉いさんとそのことを詳しくお話ししたい、というので、来るんです」と説明。「この後あるんで、そのもう一つ後に収録があれば話ができんねん。だから、きょう終わってからやから、来週になる」と詳細な情報は今後になると明かした。 さらにさんまは「ラジオの前のみんなは気になるかな、と。トップ情報やからな。俺にはテレビで言わない、もう一つ上の情報が入ってくるからな。ヤンタンファンにだけは伝えたい」と、ファンのためにも話せることは伝えると説明した。 そのうえで「松本がテレビに復帰して、頑張ってくれることを俺は祈っているわけやから」と松本復帰の後押しをするつもりだと口にするも、「どう冷静に考えても、ややこしくなるから」と復帰に向けた障壁が小さくないとも認めた。「来週は他の番組よりはちょっと詳しく。それも限界がありますので、ご了承を」と加えた。 松本と文春双方の代理人弁護士が8日「八重洲総合法律事務所」のサイトを通じてコメントを発表。同法律事務所は「松本人志と株式会社文藝春秋との間には、損害賠償等請求事件が係属していましたが、今般、双方の話合いに基づき、原告は同事件を取下げ、被告らはこれに同意し、裁判を終結しました」と報告。 そして「この取下げに関して、両者を含む関係者の間で、金銭の支払い、ないしその約束がなされたことはありません」とし、「本件は取下げとなりましたので、両者はもちろん、女性たちを含む関係者の静謐を乱す行為や誹謗中傷等は厳にお控えください」などと声明を発表していた。