「乗るなら飲まない」徹底を 宇部署が飲酒運転根絶へパレード【宇部】
年末年始の交通安全県民運動期間中の19日、宇部警察署(大浴信正署長)は、JR宇部新川駅周辺で飲酒運転根絶パレードを行った。市や宇部交通安全協会(道中寿人会長)も含めて20人が横断幕を掲げて夜の街を1・4㌔歩き、酒類を提供する飲食店に協力を促した。 篠﨑圭二市長が「飲むなら乗るな、乗るなら飲むな、飲ませるなを徹底することで飲酒運転を未然に防げる。飲酒運転の無い市を目指したい」とあいさつ。大浴署長は「引き続き、交通事故の抑止、飲酒運転の撲滅に取り組んでいくので協力を」と呼び掛けた。 参加者は「飲酒運転撲滅は家庭から」と記された横断幕を持ち、ドライバーや通行人に「飲酒運転撲滅に協力を」と声を掛けた。道沿いにある6カ所の飲食店では、篠﨑市長らが店内で協力を求めた。 市内の飲酒運転検挙件数は今年、11月末現在で46件。昨年同期と比べて4件少ない。県内では281件(昨年同期比7件増)となっている。