小池都知事、客密集の飲食店は「これまでの日常」
東京都の小池百合子知事は22日、記者会見し、都内の感染状況などが改善されれば営業時間が午後10時、12時へと延びることになるとの工程表を示した。これに対し、「これまで夜12時まで営業していた店が10時閉店になるとむしろ3密の可能性が増すのではないか」との質問を受けた。 【会見ノーカット】休業要請解除のロードマップ公表へ 小池都知事が定例会見
小池知事は「なんとお答えしたらいいか」と間を開けてから「密で席がぎゅうぎゅうというところ、それも雰囲気だったのかも知れないが、それは『これまでの日常』で、『新しい日常』をこれから作っていく。それもサービスだとお店の方にもご理解いただければ」と述べた。 また、使用する席数を減らすことはビジネス機会に直結すると飲食店の実情に理解を示しながらも「この間もテイクアウトやデリバリー、本当にみなさん知恵を絞ってやってこられた。そういう意味でも新しい環境の中での新しいビジネス、日常を作っていただければと思うし、こういう工夫してはどうかと客から提案があってよろしいのではないか」とも語った。