【稽古場レポート】近藤良平率いるカンパニー・グランデがワークの成果をシェア、3月にWIP公演も
彩の国さいたま芸術劇場芸術監督の近藤良平による新しいシアターグループ、カンパニー・グランデが、6月から継続してきたスタジオワークの集大成として、12月18日に「テーマに即した実験ワーク」のシェアを行った。 【画像】カンパニー・グランデによる「テーマに即した実験ワーク」シェアの様子。(撮影:福山楡青)(他7件) カンパニー・グランデは、年齢や性別、国籍、障がいの有無、プロ・アマなどの垣根を越えて、さまざまな創造性を持った人々が集い、そこから生まれる表現を探求することを目的としたカンパニー。メンバーは約120名に及び、今井朋彦、内橋和久、川口隆夫、川村亘平斎、島崎麻美、武徹太郎、中納良恵、日比野克彦、目黒陽介、森洋久、DJみそしるとMCごはんが講師を務める。 「テーマに即した実験ワーク」シェアでは、ワーク全体のテーマである「花はなぜ美しいのか」を軸に、目黒と森による「うけいれる」チーム、武とDJみそしるとMCごはんによる「うかぶ」チーム、島崎と中納による「とどける」チーム、内橋と川口による「もぐる」チーム、今井と川村による「かたる」チームと、5つのグループに分かれて、ダンスや音楽、言葉や影絵などさまざまな要素を取り入れた15分程度のピースを披露した。 カンパニー・グランデではこの後、3月に行われる「カンパニー・グランデ ワーク・イン・プログレス公演」に向けて、さらにワークを重ねていく。 ■ カンパニー・グランデ ワーク・イン・プログレス公演 2025年3月13日(木)~16日(日) 埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場 小ホール □ スタッフ 総合演出:近藤良平 □ 出演 カンパニー・グランデ メンバー