「やっと勝てました」阪神・青柳晃洋が今季初勝利 木浪は「思い切りいきました」
◇プロ野球セ・リーグ 阪神7-0中日(19日、甲子園球場) 阪神は打線が11安打7得点、投手陣が完封リレーで首位中日に快勝。今季初勝利を挙げた青柳晃洋投手は、第一声で「やっと勝てました」と安堵(あんど)しました。 この日は2回に1アウト2、3塁のピンチを無失点に切り抜けると、序盤に打線も援護。「僕自身今年初の甲子園だったので絶対勝ちたいと思ってマウンドに上がりました」と振り返ります。青柳投手はランナーを出しながらも要所を締め、6回109球、6安打、7奪三振数、無失点の力投。「球数ばっか使ってあんま調子よくなかったですけど、野手が良いプレーしてくれた」と野手陣へ感謝を込めました。 2回に右腕に援護点となるタイムリーを放ったの木浪聖也選手。1アウト満塁のチャンスで「思い切りいきました」と中日メヒア投手の150キロを一振りで仕留めます。昨季も満塁のチャンスで勝負強さをみせていた木浪選手は「『絶対打てる』という気持ちをネクストから持っている」と気持ちの整え方を語りました。 またチームは10試合連続2得点以下でしたが、この日は11安打7得点。木浪選手は「みんな状態をあげてきているのでこのまま維持できるようがんばっていきたい」と話し、本拠地を埋め尽くすファンからは大きな歓声が送られました。