さわやかさ重視なら白スニーカー、エロさ重視ならこの一足!
特集前半で、さわやかさとエロさを両立する一足として白のレザースニーカーをご紹介しましたが、今回は白の革靴。ほぼ一緒じゃんと思った方、方向性は同じですが微妙に立ち位置が違うんです! イマドキ春の足元は“さわやか”だけじゃない!?
エロス成分多めを狙うならコッチなんです!
革靴と聞くとさわやかなイメージがなさそうですが、白レザーとなれば話は別。といっても革靴ならではのドレス感が、あくまで色気を先行させてくれるので、白のレザースニーカーが「エロさ:3、さわやか:7」とするならば、白の革靴は「エロさ:7、さわやか:3」といったトコロ。そう、同じ白レザーでも、スニーカーと革靴とでは比率が異なってくるんですよね。 で、その使いどころなんですが、ドレッシーなスタイルにはもちろん、カジュアルでもあくまで大人リッチに見せたい場合にオススメ。例えば色落ちデニムでも、白の革靴ならさわやかにして大人の色気をしっかり楽しめるってワケです。 白スニと白革靴、同じ白でもいざ履けば違いは明確。それを上手く使い分けるのが、違いのわかるオヤジのヤリクチですよ。
色気と上質感のなかに、さわやかさをひと振り
ハイゲージのニットにスラックス。それを同じトーンで合わせた、リラックスと品を併せ持った大人の休日コーデです。そんな足元に、重たい黒の革靴は論外。とはいえ、スニーカーでは軽すぎます。そこで、さわやかにしてあくまでも大人な色気とリッチ感を両立する、白の革靴の出番ってコトです。
◆ フェラガモ/気軽に履ける色気靴ってこういうコト
ぽってりとしたトウにスクエアで幅広のタンと、70年代的なレトロ感が漂うこちら。白のカーフアッパーに加え、ガンチーニのビット飾りが大人のエロスをアピールしてくれます。一方で、ローファーならではのカジュアルな雰囲気が、素足履きも相まって春らしいさわやかな雰囲気も楽しませてくれるのです。
◆ ジョンロブ/名門の名作らしい色気に春の息吹を
色気のあるローファーの代表格といえば、ジョンロブの「ロペス」。こちらはシボの入ったピュアグレインレザーを採用したものですが、一般的に無骨さが目立つグレインレザーも、こんなホワイトカラーなら一転してさわやかさを備えます。ラバーソールの軽快な履き心地も、春にぴったりです。